お寺をギャラリーに!
令和2年3月11日~22日まで、大仏写真家 半田カメラさんの写真展「遥かな巨大仏」を
開催しております。
半田カメラさんは2010年より日本各地に鎮座されております「大仏」(5m以上の仏像)を
撮りはじめ、撮影した大仏さまは約300躰になります。
この度、撮影した大仏さまを写真集にして出版する事になり、法音寺で写真展を開催する事になりました。
(写真展では130点の大仏写真を展示してございます。)
写真展の会場は2階の客間を使用しております。
2階客間は、法事の控室や法事後の会食会場として使用しておりましたが、
近年は1階の客間(観音堂)を控室として使っておりますので、
2階客間は施餓鬼と十夜の会食会場として使う以外、ほぼ「開かずの間」となっておりました。
22畳もある客間を何かに使う事は出来ないかなと以前から考えておりました所、
この度ご縁がありまして、ギャラリーとして写真展を開催する運びとなったわけでございます。
お寺をギャラリーとして使う。
お寺は必ず留守番がおります。そして非日常的な空間、本堂。
トイレや駐車場もあり、お寺はギャラリーとしては最高の環境にあります。
写真展が始まって2日経ちました。
お越しになる方々は初めて法音寺に入るわけですが、皆さんとても喜んでおります。
また本堂の壁画や仏像も熱心に見られ、私が少し説明をさせていただくと真剣に聞いてくださいます。
写真展を目当てにお越しいただきますが、法音寺の事、仏教の教えにも興味を持っていただける。
正に供養。供に養っていただける素晴らしい企画だと思っております。
今後もギャラリーやイベントなど開催して、この先もずっと芝の地に在り続ける法音寺として
盛り上げていけるよう精進する次第でございます。
2020.3.13
わげんせ和玄
この記事へのコメントはありません。