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七五三祈願会

11月15日は七五三の縁起日。
七才三才の女の子、五才の男の子、それぞれの歳を迎えたお子さんが身体健全で
無事に成長できます様にと仏さまに祈り願う法要が「七五三祈願会」です。

江戸時代、五代将軍綱吉公の子、徳松に七五三祈願を勤めたことが始まりと言われております。
徳川将軍家の菩提寺である増上寺「安国殿」には家康公の念持仏であり「勝運の仏さま」と伝わる
「黒本尊阿弥陀如来像」がお祀りされており、祈願所として多くのお参りをいただいております。
私が増上寺に勤めていた時も、安国殿にて多く方々に御祈願をお勤めさせていただきました。
その経験を基に、法音寺でも七五三祈願会をお勤めさせていただきました。

ただし法音寺の「七五三祈願」は一味違います。
それは、ご祈願に併せ「写真撮影」「着付け」「ヘアメイク」全てお寺で行える様にいたしました。
子供には慣れない着付けやヘアメイク。
移動中に衣装ははだけ、ヘアメイクもぐしゃぐしゃ、お寺に着く頃には家族みなぐったり…
折角の晴れの日が…という景色をいっぱい見てきました。
そこで、法音寺ではそれら全てを一か所でやってしまおうということなのです。

結果、
大成功でした!

お寺に来たら先ずヘアメイク、着付け、そして本堂内で写真撮影、晴れていたので境内でも写真撮影。
それぞれプロの方が手際よく連携し、きっちり仕上げて下さいました。
個別撮影ということもあり子供も飽きることなく終始穏やかな時間が流れておりました。
そして最後に本堂で七五三祈願会。
阿弥陀さまにお守りいただき、無事に成長できますように。
心から祈りお勤めさせていただきました。

後日、祈願をお受けいただいたご家族から嬉しいお言葉が。
「家族で過ごす良い一日になりました。」
「上の娘はヘアメイクをしてもらって嬉しかったようです。」
「御祈願、とても心が落ち着きました。」
「娘が毎日ナムアミダブツと言ってます(笑)」

この日法音寺は、笑顔あふれる素晴らしい一日となりました。
阿弥陀さまに心から感謝であります。

法音寺の七五三祈願会は毎年11月中旬に行いますので、
日程等の詳細は九月のお彼岸の頃にお伝え出来る様に準備いたします。

2019.11.15
わげんせ和玄

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